萩尾望都が、木下司というペンネームで書いたSF小説。雑誌の廃刊により未完ということだけど、続きを読みたかった。できうることなら、漫画で読みたかった。戦争難民の双子のきょうだい。互いに相手を妹、弟と呼んでいる設定が印象に残った。あと、二人共に特殊能力を持つ。ユーロは未来を見るし、ピアリスは過去を見る。
5歳のときに生き別れになった彼らが、その後どうやって再会するのか? いろんな伏線がはられているんだけど、それぞれに訪れた試練を彼らがどうやって乗り越えていくのか? 気になります。続きがないのが残念です。