星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「DIVE!!」第7話

第7話「DEAR FRIENDS」

自分が大事にできなかった彼女が、弟によって幸せになれるんなら、そのほうがいいじゃないか? 弟と元カノのために、彼らを祝福してやれよ、兄として・・・と思うんだが、別に好きでもない女だったけど、弟に取られたら、そのとたんに、惜しくなった。好きだったような気がしてきた。と、まだぶつぶつ言っているので、こいつ、相当、やな奴だなあ。という感じがして、どうしても主人公を好きになれない。

その一方で、北京合宿への選考会だけれど、沖津くんが落ちて、その代わりに自分が受かるのは何となくいやだから、行きたくないと、駄々をこね始めるし、なんて、うざったい。

こんな煮え切らないうざい男だから、弟にも嫌われるんだよ。と思うんだけれど、弟は弟で、出てくるたびに、怒った顔をしているし、いつも不機嫌そうで、そんな顔ばかり見せられると、こっちまでいやな気分になる。いくら声優がよくても、キャラの設定が悪ければ、支持なんかできないよね。

沖津くんは、津軽に帰ることにしたらしいが、同居しているコーチとの関係は、狙っているのか何なのか、よくわからない。手紙のメッセージの、LOVEの文字は、笑うところなのかもしれないが、全然笑えないという。寒いギャグにしかなってない。

誰も応援できない。この作品。いいキャラが、全然いないんだもんな。

「DIVE!!」第6話

第6話「DIAMOND EYES」

弟に彼女を取られたことで落ち込んで、2週間も練習をさぼったという知季君だが、そもそも、彼女を大事にしなかったお前が悪い! という弟とコーチの意見に賛同なので、同情の余地なんかゼロ。

最初から彼女持ち、という設定で始まった上に、「めんどくさいなあ。付き合うんじゃなかったなあ」などとぼやいていたので、なんだかいやな奴だなあ。という印象が主人公に対してあったんだけれど、それがここで爆発した感じ。お前が悪いんだろ、お前が!! というなんかもう、もやもやするものが残る。

その一方で、どこか気に障るのは、兄弟を二股かけたという女の子のほうで、中学生という設定のわりに、口紅を塗って、化粧をしている、大人の女の色気を見せていることで、アニメがあえて、そういう演出をやったんだとしたら、それもなんだかなあ。という感じがするのだ。見ようによっては、主人公が留守の間に、弟が彼女と行為にまで及んでいたみたいじゃないか?

中学生なんだぞ、彼らは・・・。そこまでするかねえ?? と思うんだけれど、なんにせよ、この子供たちには、同情の余地なしで、こんなうっとおしい三角関係を見せられるのは、なんだか苦痛だ。

「DIVE!!」第5話

第5話「THE DAYS OF GRAY」

原作小説は読んだはずなんだけれど、アニメを見てても、全然記憶にかすらない。こんな話だったっけ?? という違和感ばかりが募る。

主人公が友達二人と3人でつるんでいて、その割に、コーチが知季をひいきしていると関係が険悪になったり、弟が自分の彼女を奪ったり、そういうのが全然思い出せない。そんな展開、あったっけ??

とはいえ、その展開を眺める限り、友達二人は「私が与えた自主トレメニューをちゃんとやってないでしょ」と怒られて反省したみたいだし、弟に彼女を取られたのは、主人公が彼女をもともと好きじゃなくて、告られたから付き合っていただけ・・・といういい加減さだったから、自業自得だし、どっちにしろ、展開として、面白いものでもないよね。

つまんないから、記憶に残ってないのか、そもそも、その展開自体がアニメオリジナルなのか、よくわからない。

私が原作で記憶に残っているのは、飛沫の祖父がやっぱり飛び込みの選手だったってことぐらいで。

なんにせよ、原作を読んだ時にはすごくおもしろかった!! と思えた小説が、アニメになると途端につまらなくなるのは、非常に残念ですよ。いつも感じることだけどね。

「DIVE!!」第3、4話

第3話「ENTER SHIBUKI」

第4話「THE STRONG MEN」

なんだかキワもののキャラがいっぱい出てきたけど、原作ファンとしては、どれもこれも覚えがなくて、こんなキャラいたっけ? 状態だし、そもそも、これって、こんな話だったっけ?? ぐらい、全然記憶にない。

腐女子をあおっているようにも見えるが、それにしても、キャラに魅力が足りなくて、誰のことも、応援する気にならない。

キャラは変だし、話もつまんないし、どこをどう見ていいのか、混乱中。

「DIVE!!」第1、2話

第1話「DIVE TO BLUE

第2話「CONCENTRATION DRAGON」

原作小説はもちろん既読。森絵都のファンです。とはいっても、読んだのは10年前なので、内容はほとんど忘れてました。アニメで見直しても、覚えていたのは、主人公3人と女性コーチぐらいです。ほかのキャラは、こんな子、いたっけ? レベル。主人公に弟と彼女がいたことは、すっかり忘れてました。

内容もほとんどアニメオリジナルに見えたけど、違うのかな? 私が覚えているのは、女性コーチがいきなりやってきて、「オリンピックを目指す」と主人公に宣言したところで、ここだけは印象に残っていたんだけれど。

要一君と知季君がこんなにやらしい関係だったとは、記憶にありません。アニメ版が、相当あおっているんじゃないの?? という感じがするんだけれど、どうなのかな?

野生児の飛沫君が、海に飛び込んだのをスカウトされたのは記憶していた。アニメで見ると、まさに、変な設定~に見えるね。

それも含めて、いろんなところに引っ掛かりを覚えるけど、原作を好きだった分、最終回まで視聴予定です。

よかった探しをするなら、原作よりも丁寧に飛び込みのトレーニングについて解説してくれるみたいなので、知季君がせっせと自主トレに励んでいるのを見ると、こういうのを私もやらなきゃなあ。的な気分になることかな。運動、したほうがいいよね。という。

「orange オレンジ」第13話

第13話「LAST LETTER」

原作漫画を読んだ時にはそこそこ感動したはずだったのに、アニメで見返したら全然ダメだったのはなぜだろうと考えていたんだけれど。

アニメのほうがキャラに動きがあって声も入って、音がつくと、その分リアルな人間に見えるから、漫画ほどごまかしがきかないということなのかな? と思った。漫画のほうが一気に読み流しちゃって、翔の心情とか気にしなかったんだけれど、アニメだと妙に嘘くさく見える。

お話の流れは一緒なのに、そこそこ感動できる展開なのに、感情移入できないのは、翔がただのヘタレ野郎に見えることで、こんなやつ、みんなで甘やかしてないで、いっぺん、死んで来い。と思っちゃうからかな?

漫画で読んだ時には、翔を助けたいとしたみんなの気持ちに感情移入して読んだし、「助けられてよかったね」と素直に思ったんだが、アニメだと、その展開を知っている分だけ、逆にうざったく見えて、みんなでこの変な男を甘やかしているように見えるからなんだな。

助けられるか助けられないのか、ぎりぎりの展開でないと、面白みがないということは、この作品って、結局、一発芸にしかならないんだと思う。初回しか感動できないというか、繰り返してみると、荒が目立っちゃうというか。

そんな感じで、あんまりおもしろくなかった。もう、いいです。

「orange オレンジ」第12話

第12話「LETTER12」

アニメオリジナルで、翔視点の物語を描いてみたようだが、いくら見ても、翔の気持ちに感情移入できない。やっぱり、ただの自己中に見えるな。母親もどうかと思うが、息子もどうかと思う。人間心理として、どうも無理があるように見えるんだけれど、これを見て、うんうん。私、翔の気持ちがよくわかるわ~。という人がいるのだろうか? 世の中、広いから、そういう人もいるかもしれないが、私にはよくわからん。

母親が死んだおかげで、やっと楽になれた。これからは自分の時間を自由に過ごすぞ! 万歳! という気持ちにならないのが不思議だ。こんな親なら早く死んだほうが、子供はよほどうれしいと思うんだが、違うのかね??

【追記】

気になったので原作を確認したら、翔視点の物語は、原作にもちゃんとあった。アニメオリジナルではなかったみたいです。読んだはずだけれど、全然印象に残ってなくて、覚えてなかった。