第９話「ユビキリ」
「星界の戦旗３」で泣いた直後に見ると、川澄綾子の変貌ぶりが辛いですわ。（苦笑）。しかしまあ、さすがに役者さんだ。本当に声が７変化するので、ラフィールとは全然雰囲気が重なりませんよ。その辺はさすがです。
この話は、アニメオリジナルでしょうか。少なくとも原作コミックスでは読んだ覚えがないんですけど、あるいはこれから収録される話なのかな？
第２話の「キョゲン」のエピソードに心残りがあって、もう一度しきり直したという風に見えたけど、どうかな？ 特に「小指」や「指切り」についての講釈が聞けたのは、為になりました。遊女の指を切る・・・という話が本当にあったというのは、さすがに怖かった。あと、ギロチンのシーンですが、本当に切られるんじゃないかと思って、恐ろしかったです。
しかし、物語としては、どうなんだろう？ こんな感じにあちこちの男にウソまでついて二股も三股もかける女性というのは、現実には実在するんでしょうか？ 諸星あたるの印象が強いせいか、女性に手当たり次第に声をかけるタイプというのは、普通は男の方の役割だと思っていたんですけど？？ わざわざ逆転しているところが、現代風なのか、あるいは青年誌に連載されている作品の故なのか？ という感じがします。男に甘く、女性には厳しい・・・という形で処理されているあたり・・・。
とにもかくにも、クダギツネはかわいかったです。襟巻きみたいで、とてもキュート♪ うちにも一匹欲しいなあ、と思いました。ぬいぐるみでいいからさ。そういう企画は通らないんでしょうか？ モコナでもいいんだけど・・・。（＾＾）；
