第4話「honesty」
キャラクターの設定は、基本的にキャルゲー風味なのかな〜と思った。特に千尋と宮村みやこのキャラは、とても現実にいる少女には見えない。最初の感想で女の子が妖怪変化に見えると書いたのも嘘じゃなくて、アヤカシでも魔物でも異星人でもいいんだけれど、なんか人間味のない実態のないキャラクターに見えるんだ。それは、今、ゲームでプレイしている「クラナド」のキャラも同じで、今時、「そうですね。きっとそうなんだと思います」などと相槌を打つような女の子が、どこの世界にいるよ? と思っちゃう。
そういう部分に違和感を覚えるのも事実なんだけれど、それも含めて、慣れればこれも味かな〜と言う気がしないでもない。
けなしているようだが、これでもこの作品は気に入っている。独特の映像表現は、相変わらず、面白い。見ていて画面がきれいで、飽きない。
物語の方は、普通に三角関係の少年少女の物語と、事故で記憶が続かない少女の話を同時進行で語っているようだけれど、この独特の構成も面白いと思う。
料理が作れない女の子が、彼のために一生懸命お弁当を作っていったら、そこには別の彼女が来ていて、手料理を食べさせてあげていた・・・というオーソドックスな展開も、結構、素直に入れる。続きがどうなるのかも気になるので、楽しみにしてます。