星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

城所聖明監督 「はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」

映画23.城所聖明監督 「はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」 (日本・2018)

ブルク13にて視聴。原作は未読だし、昔のテレビアニメ版は途中で終わってしまったので、少尉がシベリアで行方不明になってからどうなったのかが謎だったんだけど、とりあえず、劇場版で最後まで見て、納得はした。

したけど、これでいいのか?? と、いろいろ突っ込みたい部分があって、とにかく、編集長が気の毒だし、もっと気の毒なのは、編集長の気まぐれによって会社がつぶれて、解雇された社員なんだろうな。と思う。

「キャンディキャンディ」とどちらが先だったのかは知らないけど、スザナが足を怪我したせいで、テリィとキャンディが別れることになった展開を思い出したんだけれど、その焼き直しバージョンを見たような感じ。昔の少女漫画なんて、こんなものよね。と思わないでもないが、私はあんまり好きじゃないな。とも思う。いろんな部分でちょっとげんなりした。

「昭和元禄落語心中 助六再び篇」第十、十一話

第十話

第十一話

今度こそ、八代目八雲師匠はお亡くなりになったのかな? まだ夢を見ているだけなのかと、ちょっと混乱したけど。

みよ吉と助六の最期にフォローが入ったのがよかったかな。このままだとあんまりなので、少し直してみました・・・という感じか。

まだ小さい小夏とみよ吉が仲良く親子している絵を見れたのはよかったと思う。あと、意外と似合いの夫婦になっているみよ吉と助六とか。最後に八雲の見た夢という感じもするけど、そういうみんなで仲よく過ごしている姿を彼はずっと見たかったのかと。

「ふしぎの国のバード」第5巻 佐々大河

コミック33.「ふしぎの国のバード」第5巻 佐々大河 ハルタコミックス

バードさんの過去話が挟まれるが、これって、どこまで史実通りなんだろうなあ?? と思った。ただ、世界中を旅していたのは、事実っぽいし、なにか彼女にそうさせるきっかけみたいなものはあったんだろうと思う。ハワイを旅した記録もあるなら、それはそれで読んでみたい気もするが・・・。

「クジラの子らは砂上に歌う」第13巻 梅田阿比

コミック32.「クジラの子らは砂上に歌う」第13巻 梅田阿比 秋田書店ボニータコミックス

この場合、スオウの選択のほうが妥当だろうなあ。と思う。長としてなら、優先すべきは、全員の命で、泥クジラの印たちには、時間がないんだから。一刻も早く、泥クジラを下りるほうが正解。だけど、そう簡単に、新天地が手に入るわけもないし、物語の書き手であるチャクロも、オウニを見捨てることに納得しないだろうから、この先、どう話が動いていくかが楽しみです。続きを待ちます。

「昭和元禄落語心中 助六再び篇」第九話

第九話

菊比古の未練は、みよ吉の思いにこたえてやれなかったということなのか。とはいえ、仕方ないよね。彼は、みよ吉よりも助六と落語を選んだ男だし。問題なのは、助六のほうは、菊比古よりも落語よりもみよ吉を選んだということなんだな。なんて、難しい三角関係。

助六は、みよ吉のためなら、落語も捨てるし、自分の夢も捨てられる人だったんだろう。

しかし・・・。多少の疑念があるのは、松田さんでさえ知らない真実が、まだ隠されているってことはないよね?? みよ吉が助六を刺した前後に何が起こったかという。

その辺を八雲師匠が死ぬ前に、今度こそ、語ってくれるとか、ありそうななさそうな気もするんだけど、考えすぎかな??

っていうか、みよ吉が助六を殺そうとするからには、やっぱ、菊比古が、みよ吉よりも助六を取るとはっきり言ったからじゃないかと思っちゃうんだけどなあ。

なんで、こううまくいかないかね。みんなで幸せに暮らせたらよかったのにね。

「昭和元禄落語心中 助六再び篇」第七、八話

第七話

第八話

みよ吉と助六の最期が改めてもう一度語られる。やっぱ、八雲師匠の話には、少しばかりのうそが混じっていたということか。大体、そんなところだろうと思っていたけど。

今度は、与太郎によって、助六の芝浜が、もう一度再現されるけど、これって。関智さんが山寺さんっぽくしゃべっているのか、本当に途中一部、山寺さんにしゃべらせたのか、わからなくなってしまった。え? 今のセリフ、本当に山寺さんっぽくなかった?? とまあ、そのぐらいマジ、上手かった。

どうなんだろう? 別撮りしてセリフを重ねたのかな? 本当に関智さんがしゃべったのかな? まだ混乱しているよ。

「風光る」第42巻 渡辺多恵子

コミック31.「風光る」第42巻 渡辺多恵子 小学館フラワーズコミックス

病身を押して、日野まで駕籠でゆくのは無茶だろう?? という気もしたけど、この作者がわざわざ描くからには、そういう史実が残っているということなんだろうなあ。と思った。やり方はどうあれ、日野まで行ったという記録が。