星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「宇宙船サジタリウス」第8話

第8話「強盗こそすてきな商売!」

「お前んとこは、赤ん坊が生まれたばかりやからわからんかもしれへんけどな」といいおいて、「10年もすれば冷たい目で見られ、金だけ運んでくる汚いおっちゃんや」

父親なんて、そんなものだと言い切っているラナに哀愁が漂っているのがいい。それにしても、このセリフ、いいなあ。脚本家の本音かな?

「ゲド戦記」第6巻 アースシーの風 アーシュラ・K・ル=グウィン

読書8.「ゲド戦記」第6巻 アースシーの風 アーシュラ・K・ル=グウィン 岩波少年文庫

最終巻、読了しました。ラストにふさわしく、キャラクター総出演。という感じで、ゲドやテナーはもちろん、テハヌーやアイリアンやレバンネン、ロークの長たちも出番が多く、彼らのその後の物語が見れたのは嬉しい。

レバンネンがすっかり王様らしくなっちゃってて、いろんなところでその実力を発揮させて、抜かりなく立派なのに、それでも、結婚の話が出てくると、ものすごい不満そうに彼らしからぬ勢いで怒っているのが、若いなあ。と思って、かわいくていい。

新キャラクターもそれぞれ魅力的で良かったと思います。いい作品を読ませていただきました。楽しかったです。

「宇宙船サジタリウス」第7話

第7話「ケンカをやって幸せになろう」

アン教授が死ぬわけないのはわかっていたので、村人が嘘をついているんだなあ。というのはすぐに分かった。ただ、神父様の教えと村人の嘘がリンクするのかと思ったら、そうでもないみたいで。

なんにせよ、ジラフの悲しみを思うと、そういう嘘は良くないと思うよ。回想に出てくるアン教授との思い出がいかにもこのふたりらしくて、よかったけど。

「宇宙船サジタリウス」第6話

第6話「アン教授の恋の秘密兵器」

メリカ村とソビエ村は仲が悪く、戦争勃発直前というこの設定と、風刺で漫画チックに描かれた物語の流れに、昭和だなあ。と、しみじみした。

ただ、「火薬の一番素晴らしい使い道」として、「花にしてしまえばいいんです」と、ミサイルを花火にしてしまったのは、平和的で美しい解決策でした。そんなふうに、我々の世界も平和になるといいんだけど。

アン教授は、頭が良くて、度胸があるし、かっこいいです。素直に、尊敬できる女性だと思いました。

「宇宙船サジタリウス」第5話

第5話「ライララ村は不思議な村」

とらばーゆって言葉を久しぶりに聞いた。今の若い人には通じないんじゃないかと思うよ。時代を感じますね。

乗り物が、いかにも昔のSFしていて、なんか懐かしい。どこかの映画で見たようなメカも、どさくさ紛れにいたりして?

渡邉こと乃監督 「金の国 水の国」

映画3.渡邉こと乃監督 「金の国 水の国」(2023・日本)

原作は未読。Amazonプライムビデオで視聴しました。

タイトルだけ知っていて、なんか、話題になっている漫画だよねえ。程度の知識だったし、そんなに期待もしていなかったんだけど、見てみたら、すごく良かった!! 感動しました。こんないい作品だとは思ってなかった。びっくりでしたよ。

主人公ふたりが、それぞれとてもいいキャラなんだなあ。どっちも応援したくなるというか。幸せになってほしいし、そのために頑張る姿がとても良かった。二人の国、どっちも平和になるといいね。みんな、幸せになるといいね。と、素直に思いました。

興味のある人は、見ていいと思います。オススメです。

「宇宙船サジタリウス」第4話

第4話「空とぶ蛇! 赤ちゃん怪獣を救え」

人間関係について。相手の嫌な部分に鼻をつまめ。と、諭すトッピーがいい男だ。危険を犯しても、怪獣の赤ちゃんを救おうとしたり、なにげにすごく優しいしさ。

ジラフとラナがケンカ別れ。しかし、仲直りする機会もないまま、離れ離れになって、え? ここで続くの? と思って、びっくりした。かなり気になるところで引いてきたので、次回を待ちます。

ケンカのシーンで、一部音声が途切れたのを確認。なんか、放送禁止用語でも入っていたのだろうか??