読書8.「ゲド戦記」第6巻 アースシーの風 アーシュラ・K・ル=グウィン 岩波少年文庫
最終巻、読了しました。ラストにふさわしく、キャラクター総出演。という感じで、ゲドやテナーはもちろん、テハヌーやアイリアンやレバンネン、ロークの長たちも出番が多く、彼らのその後の物語が見れたのは嬉しい。
レバンネンがすっかり王様らしくなっちゃってて、いろんなところでその実力を発揮させて、抜かりなく立派なのに、それでも、結婚の話が出てくると、ものすごい不満そうに彼らしからぬ勢いで怒っているのが、若いなあ。と思って、かわいくていい。
新キャラクターもそれぞれ魅力的で良かったと思います。いい作品を読ませていただきました。楽しかったです。