読書4.「ゲド戦記」第４巻 帰還 アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン 岩波少年文庫 男って生き物のたちの悪さ、どうしようもなさ、情けなさを、これでもかこれでもかと描き、なんだか作者の怒りや憎しみまでこもっている感じがした。それでいて、結構、それが核心…

第２４話「嘆きの歌」 シュナンの名前は覚えていたんだけど、ヌガンの方は忘れていたし、兄弟の確執について、改めて教えてもらった形。 兄のほうは国全体の危機を見通せる目を持っているのに対して、弟には見えていない。この力量の差から、父親は兄を認め…

第２３話「カザルムの誓い」 王獣規範について、改めて説明があったけど、確か、まだ語られていない事実もあったような気がする。今の時点では、「王獣規範なんてものがあるから悪い」的な描写になっているけど、それが作られなきゃならない理由が別にあった…

第２２話「竪琴の響き」 リランが餌を食べてくれたラストシーンは、いかにも感動的なんだけど、どこか微妙なのは、竪琴の工夫にイアルが絡んだかどうか思い出せないことで。 原作だと、エリンが一人で細工して、竪琴を直し、リランと意思疎通できるように頑…

第２１話「消えそうな光」 トムラ先輩というキャラがいたかどうかは覚えていないんだけど、リランの世話をするのに下から光を当てればいい。と思いつき、獣舎の壁を剥がしたり、リランが鳴いて、それに応えるために竪琴を弾いた展開は、記憶にかすった。よう…

第２０話「リランという名の王獣」 とりあえず、仮にも獣のうんこで、泥遊びみたいに投げっこしてはしゃぐのやめて。汚くないよアピールをしたかったのかもしれないが、見ているこちらはうげげ。となる。 リランが連れてこられた経緯の説明を改めて聞くと、…

第１９話「カザルムの仲間」 エリンが学校生活に馴染めない。という設定は、あったようななかったような？ ユーヤンが関西弁を引き合いに出して、エリンを慰めるシーンはあったような気もするんだけど。 ただ、全体的に話に無理があるような気はする。歓迎会…

第１８話「教道師エサル」 エサルの名前は覚えていたんだけど、ユーヤンの方はすっかり忘れていた。ただ、彼女の関西弁を聞きつつ、確かにこんなキャラがいたなあ。と、少し思い出した。 どっちも、イメージは若干違っていて、特にエサルはもっと若くてきれ…

第１７話「狙われた真王」 リョザ神王国が、真王領と大公領に分かれていて、真王領を代々大公が守ってきて、それに不満を持つものが大公領に現れている。という設定の部分は覚えている。 とはいえ、真王の誕生日に王獣が送られ、なおかつ、真王が狙われ、そ…

第１６話「堅き楯のイアル」 イアルの過去話を聞いていて、それこそ、こんな話あったっけ？ 状態。なんか、あまりに安っぽいお涙頂戴話に見えるが。 イアルが竪琴づくりを趣味にしていたという設定がちょっと思い出せない。原作にあったっけ？ アニメオリジ…

第１５話「ふたりの過去」 ジョウンの過去話を聞きつつ、こんな話あったっけ？ と思っていたが、最後に、その少年が自殺した。という一言があって、それに記憶がかすった。そういえば、そんな話を聞いたっけ？ ここで子供を殺すのは、いかにも上橋菜穂子の残…

第１４話「霧の民」 ナソンという名前は覚えがあるようなないような？ という感じ。原作にもいたのかな？ と思うが、エリンの様子を影からこっそり見ている姿は、もはやストーカー。あまりにも怪しくて、これもなんだかなあ。という感じがする。 霧の民が、…

第１３話「王獣の谷」 ・・・原作を改変していいから、ジョウンは女性であるべきだったな。と思う。エリンが求めているのは母親なので、育ての親は母親の代わりになる人であるべきだ。という感じがする。 こんなおっさんと、同じ毛布で寝るのはやめなさい。…

第１２話「白銀の羽」 いよいよ王獣が登場してきた。まだチラ見せ程度だけど。足跡と羽根がでっかいので、それだけ巨大な生き物なんだとわかる。 ジョウンの過去を知っている人物が登場し、何やら意味深に会話していたけど、ジョウンの過去ってどんなんだっ…

第１１話「とびらの中に」 こうしてみると、エリンってのは、本当にいいつけを守らないなあ。と思う。子供ってそういうもん？ という気もするが、やっちゃいけない。と言われたことにばかり、手を出すし、首を突っ込む。好奇心の赴くまま。 その危うさこそが…

第１０話「夜明けの鳥」 夜明けの鳥とかセ・ザンという言葉に聞き覚えはあったものの、どういう使われ方をしていたのかは微妙に覚えてない。 イアルという名前に覚えがあって、後々、エリンの夫になる男じゃなかったっけ？ と思ったんだけど、こんな出会いを…