星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「フルメタル・パニック! IV」第5、6話

第5話「WELCOME TO THE JUNGLE

第6話「腐敗のまどろみ」

なんだかいきなり作品が変わった。「ダグラム」だと思っていたのが、「ボトムズ」になった。って感じ? 何? このバトリング。というか、バトリングって、いろんな作品で見るような気もするが、こういうのもすっかりお約束なんだろうか? ついでに闇バトリングもあるらしいし、それに出場することになったとか。うーむ?

警察署の署長さんもいかにも~って感じだったし、やっぱ、お約束なのかな?

この場合は、レモンとナミが、ボトムズの3人組に相当するのかな? と思いつつ、それでも、ボトムズインパクトよりは、ちょっと弱いな、と思ってみたり。

とりあえず、敵の影(クラマの姿)はちらほらと見えてきたことだし、これからどうなるのか、続きを待ちます。

「フルメタル・パニック! IV」総集編

総集編「インターミッション」

せっかくだから、順番に総集編も見てみました。これはアマゾンプライムビデオにはないみたいなので、自分で録画した分から。

戦闘シーンがメインで、Aパートがメリダ島編。Bパートが東京編。という感じ。

改めてもう一度見ても、戦闘の描写がリアルだなあ。と思う。たぶん、小説ではそこまで丁寧には書かれていないだろうから、アニメでは、スタッフがオリジナルで描いているんだろうけど、こういう攻撃を受けると、こんな風に破壊されるよね。ってのが、生々しくて、恐ろしいんだ。

あと、人物の描写も丁寧だなあ。と思えるのは、「相良宗介を人質にとればよい」としたアマルガムのやり方に、「もういいの」と決意したかなめと、ぎりぎりまで戦った宗介と。なんか、いろいろ健気で、それでいてかっこよくて、胸を打ちます。

「フルメタル・パニック! IV」第4話

第4話「オン・マイ・オウン」

「常盤! 楽しい毎日だった。ありがとう」

このセリフで、ぐらぐら来ちゃって、危うく泣くところだったじゃないか。というか、ちょっとだけ泣いたよ。本当にもう、終わりなんだって。

「ふもっふ」の世界が楽園なら、これが楽園の終焉で、楽しかった日々がもう終わっちゃうって。

千鳥が連れ去られるとか、友達にやじられるとか、そういう展開については、うっかり、ネットでそうなるというネタバレを読んじゃって、きっとものすごくひどい状況なんだろうなあ。という妄想のほうが大きかったので、本編を見た時には、なんかあっさりとしたもので、逆に「ああ、この程度なのか~」みたいな感じになってしまった。(どんなひどい展開を期待していたのか?)

小野寺くんについては仕方ないよね。彼は恭子のことが好きなんだもの。その辺は、この間、「ふもっふ」を復習しておいたからよくわかる。恭子がこんなひどい目にあわされたとあっちゃ、怒らないほうがおかしい。

でも、宗介はよくやったよ。頑張ったじゃんか。友達全員を助けようとした、そのやり方に結構、感心していた。なるほど。ちゃんと理屈は通っているか。

レイスが助けに来るところもかっこよかった。今まで何をしていたのか? という部分、あいかわらず困った人だけど。これも「TSR」をちゃんと復習しておいてよかったと思う。

時間はかかったけど、第1期から全話、見直した甲斐はあったか。いろんな伏線がすんなり回収できるのは、気持ちいい。これから見ようかな? と思っている人には、アマプラを勧めておきたい。

「フルメタル・パニック! IV」第3話

第3話「BIG ONE PERCENT」

メリダ島基地が大変なことに! べへモスが3機もやってくる上に、さらに強襲部隊が来るだと? 対抗できるの?? どうするの? って状況。

だけど、なんとかするために、きちんと作戦を立てて、その通りに実行していくあたり、戦場物としてはずいぶんリアルというか、兵士の動きを丁寧に描いている。その辺は、この作品は、ガンダムというよりは、ダグラム系の高橋良輔作品の後継なんだなあ。という感じがした。自分的には、もともとそっちのほうが好きなんだが。

ミスリル側も頑張ってはいるけど、やっぱ、攻撃よりは防御のほうが難しいってことなのか。甘くない戦闘の様子が描かれて、死んでいった兵士はかわいそうでした。

メインキャラは死なないだろうとわかってはいても、マオもクルツもかなり苦しそう。うわ。これ、逃げ切れるの? 大丈夫か? と心配しつつ、次回を待ちます。

一方で、宗介のほうも恭子を含め、学校の友達全部が人質に取られた状況で、「君につながるすべてを護衛する。守ってみせる」と宗介は言うけど、それこそ、絶対、無理っぽいでしょ? どうやって助けるの?? こっちのほうも心配しつつ、次回を待ちます。

この状況、かなり厳しいですよ。うひゃあ。

 

「フルメタル・パニック! IV」第2話

第2話「損害制御」

ガウルンゲイツは、遊びすぎたんだ」というセリフもあったけど、アマルガムがいよいよ本気を出してきたという感じで、あっちもこっちも大変な状況。意外と、ミスリルも弱い? それとも、敵が強すぎるのか?

平和な日本で、本格的に敵に攻められて、宗介が本気を出して防御すれば、町中、めちゃくちゃになるし、危機管理シミュレーションとしても、よくできていると思います。戦闘で町が破壊されるって、こういうことなんだって。もしかすると、これでも、まだ甘いかもしれないけど・・・。

そういう容赦ないところが気に入ってます。

かなめには武器を持たせたくないと、それには触るな! って、宗介が言っているところ、いいなあ。と思いました。彼女には、こちら側の世界に来てほしくないのね。あくまで、平和な世界の象徴であってほしいというか。

同じ話数の中でテッサが拳銃を握ったのと、対比された形。平和な日本の象徴がかなめだとすると、テッサがいるのは、厳しい戦場である外の世界。

そういうのを見ちゃうと、いかに日本が平和でいい国なのかよくわかるよね。しみじみ。

「フルメタル・パニック! IV」第1話

第1話「ゼロアワー」

いよいよ、ここから新作。「TSR」の最初の放映が2005年だったことを考えると、13年ぶりのはずだけど、声優さんの演技に違和感もなく、物語はそのまま続いている感じなので、満足♪

「TSR」のあと、何があったかは知らないが、以前にもまして、二人の仲は、親密になっているみたいで、「手をつないでいいか?」「・・・うん。いいよ」的な、照れながらの会話を見ているだけで、にやにやものでした。やだ。もう、恥ずかしいって、テレビの前で大騒ぎですよ。

ただ、宗介がかなめの護衛をし続けるやり方には、いずれ限界が来るって、どうしても方向性としてはそっちになっちゃう。今の平和な生活には、いずれ終わりが来ると、そういう予感もはらませていたし、物語が不穏な方向へ向かっているのはわかる。

手をつないだラブラブぶりは、いずれ訪れる試練の前の最後のご褒美みたいなものかな? と思った。

ところで、「ふもっふ」に出ていた生徒会長さんが、今回、結構、メインで出てきたけど、「ふもっふ」キャラが、そのまま本編にいると、なんだか不思議な感じはしますね。一応、あっちの世界とこっちの世界って、ちゃんとつながっているんだってわかるんで。

「フルメタル・パニック! TSR」特別編

特別編「わりとヒマな戦隊長の一日」

本編のおまけOVA。「TSR」は、本編が、全編にわたって、宗介✖かなめ大サービスだったから、OVAでは、テッサがメインでかなめが出てこないという感じなのかな。基本的に男性ファン向けに、テッササービスで攻めてきた感じ。

クルーゾー中尉に一矢報いることができたクルツとか、さりげなく語られるカリーニン少佐の過去話とか、面白かったです。