第7話「鉄道王キッズ・ムント」
なるほど・・と思ったのが、6話と7話が構成として対になっているのかな? と気づいたこと。
つまり、6話で「ヤーパンの天井」の先頭をひっくり返し、7話で起こす物語をやっているから。で、新キャラとして6話がアスハム登場で、7話でキッズ・ムント登場。
アスハムがひっくり返すキャラで、キッズ・ムントがそれを起こすキャラになっているというのも、各キャラクターの特徴を表すようで面白い構図かもしれない。
キッズ・ムントというキャラの登場で、アスハムの役柄が引き立って見えるし、その逆もしかり。個人的に大きく頷いちゃったのは、「時間の無駄使いは気にくわん」と言っているアスハムに対して、「都会人というのはせっかちなものだ」とキッズ・ムントが返していること。
いやあ、私も横浜にきてからつくづく実感したよ。神奈川とか東京の人間は本当にせっかちだもん。北陸のド田舎出身の身で、もともと基本的にのんびりゆったりしか動けなかった私には、茅ヶ崎育ちのダンナがとかく「早くしろ早く!」と焦らせるスピードには全然ついていけなくて困っているのが正直なところだから。キッズ・ムントのこのセリフが実感を伴って聞こえたよね。やれやれ・・。
田舎にやってきた都会人のアスハムと田舎の大親分のキッズ・ムントのやりとりが妙に笑えて面白かったです。
あと、イメージ映像としてしか出てこなかったミーヤとそのマネージャーの初登場とそのやりとりは、アイドル(偶像)の正体をばらすようで現実味があったし、これも面白い組み合わせ。今後の活躍が期待されます。
最後におまけとして、気に入った点。ゲインがゲイナーの頭をなでなでしているところかな?(^^)♪ これは明らかに女性ファンサービスでしょう。