第2話「Guardian(ガーディアン)」
うーん。面白いです。去年、なんでつまらないと思っちゃったのか、その気持ちが不思議。世界がよくわからない・・と思っていたんだけど、通しで見るとちゃんと描いてあるじゃないか。
つまり、ゲームだと思って一歩引いて見なきゃいけなかったんだな?
彼らはゲームのキャラクターであって、人間じゃないんだという見方。
私は割とアニメを見るときでも、どっぷりとその世界につかって、キャラに感情移入しながら見る方なので、この「一歩引いた」感覚が上手くつかめなかったんだろう・・と思う。多分。(^^);
改めてキャラクターを見た場合、ここで楚良という新キャラが出てきたけど、確か噂では実はこの人は小学生だそうだけど(違ったらごめん)、確かに小学生が喋っているんだと思えばそういう風にも見てとれるね。単なる嫌な奴と言うだけじゃなくて。
エディットされたキャラだから、プレイヤーの方は見た目通りの人間じゃ無いというわけで、その二重構造を見誤るとわけがわからなくなるんだわ。今、見ると、面白い構成だ。他のキャラもこの調子じゃどんな人間だかわからないし、セリフから相手を当てるという楽しみもあるな。
そういう意味では、ネット上の書き込みされた文章だけを読んで、相手を男か女か、歳はいくつぐらいなのか、当てていくのと感覚的には似ているのかもしれない。こればっかりは本人に会わないと確かめようがないけれども、この作品では最終回まで見れば答えが提示されるのだろうか? それはそれで楽しみかもしれない。
「ここがぼくの世界。ザ・ワールド」という司のセリフのシーン。彼がそう言ったとたんに、彼の後ろに暗い影がさっと落ちていく演出が好き。
この作品も続きが気になりますね。順位としては「キノの旅」と「鉄腕アトム」の間ぐらいかも? 当分、「.hack//SIGN」の感想がメインになるかもしれないけど、さて、どうなるか?(^^);