第7話「祝四代目襲名」
しかしまあ、またしても歴史愛好家にケンカを売るような展開ですね。坂本竜馬と近藤勇が会っているだけでも大騒ぎなのに、土佐勤皇党の血判状をあんなに簡単に破っちゃって・・。いいのかなあ? と、心配になるけど、まあ、私的には面白いので全然OKですけどね。(^^);
要するにこのドラマは、マンガなのね。マンガ的な大げさなストーリーで展開されている。史実なんか、肝心なところ以外は全部無視。マンガがドラマを乗っ取っちゃったみたいで珍しいよね。
しかもそれをNHKの大河でやっちゃうと言うのも、ある意味、ものすごく画期的だし、初めての試みじゃないだろうか? ちょっと大げさだけど、歴史的瞬間に立ち会っているようで、わくわくしております。(まあ、私もドラマにはあんまり詳しくないので、過去に似た事例があったらごめんなさい・・ということで・・)
今回のストーリーのテーマは「焦燥」ですかね。自分がいつまでも子供扱いされていることへのいらだちを語る沖田。どんどん出世する勇に対して、ひがみにも似た気持ちを語る土方。活動を始めた土佐勤皇党や竜馬の動きに対して、「自分も何かやらなくては・・」という想いを語る近藤。
時代が動いているのに、自分は何も出来ないでいる。このままでいいのだろうか? 自分も何かしなくては・・と、思いながら、しかし、何をしていいのかわからない。
その切迫した気持ちがひしひしと伝わります。実際、そういう想いは、見る人の共感を呼びやすいのではないだろうか?
少しずつ、メンバーが集まりつつあるけど、そうやって集まった人々が、自分たちも何かやろう! 立ち上がろう!という決意を固めて、浪士組を結成していったのだろうか? そういう流れが何となく見えてきた感じです。
ますます続きが楽しみですね。
おまけだけど、今回も藤原沖田くんがすごくかっこよかった! この人、顔がかわいいから本当に絵になるわ〜。そういうところでちょっと喜んでます。(^^)♪