67.「風雲児たち〜幕末編」第5巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス 評価★★★★
日米和親条約が結ばれるまでの交渉のやりとりが面白かった。外交の駆け引きという奴ですね。はったりを効かせて、押してみたり、引いてみたり・・。こういう条約は、力押しで一方的に結ばれた・・・という印象が強かったんだけど、アメリカに負けずに、日本側も結構がんばったんじゃないか・・という事実を知ったのはなんとなく嬉しいです。(^^)
学校で習った授業だと、何年に○○条約が結ばれました・・・というのを暗記ばかりさせられたので、面白いと思った試しがないのだ。
条約の後側での大人たちの交渉の仕方を見る方が、よほど学生にとっても勉強になると思うんだけどなあ。特に「国際法を知らない」ということが、どういう形に恐ろしいことになるのか、知っただけでも勉強になりました。
何事に置いても、「知らない」よりは「知っている」方がいいんですね。勉強は大切だなあ。登場人物たちが時間を惜しんでがんばっている姿には、励まされます。比べると、私なんかまだまだだけど、まあ、ぼちぼちとマイペースで行きます・・。(^^);