第6話「ABC殺人事件 その2 Bの街で、Bの名の人が」
前言撤回。そんなにあわてて、切ることばかり考えなくてもいいかな? むしろ、作品の視聴ペースをもっと増やすべきなんでしょうね。現状の、1日1話のペースだと録画がたまる一方だから。(><)
ミステリーに苦手意識があるのは、殺人事件ばかり起こる上に、人が死んでいるというのに脳天気に「そのときあなたはどうしていましたか?」みたいな質問ばかりする探偵が嫌なのと、いちいち誰が犯人なのか相手を疑ってばかりいなきゃいけない構成が嫌いなんですよ。こんなのばっかり見ていたら、誰も信用できなくなるし、謎解きが楽しいのはわかるけど、人の死をあんまり無神経に扱わないで欲しいと思うので。
ただ、前回を見た限りではそういう部分が何となく嫌だったんだけど、(だって泣いている遺族まで疑って、あれは嘘泣きでした・・・とは思いたくないでしょう??)今回を見る限り、このストーリーでは、そういう遺族のデリケートな気持ちを丁寧に扱うことを心がけているように見えますね。
人が死ぬというのは、本当に悲しいことなんだと。少なくともお母さんの涙はウソじゃないだろうし、婚約者が彼女を心配して町を歩いていた・・という気持ちも納得できる。逆説的に、そういう周りの人々の悲しみをきちんと描く作品になるのかなあ? と期待します。
続きが楽しみです。