4.「20世紀少年」第９巻 浦沢直樹 小学館ビッグコミックス 評価★★★★
順調に面白いです。
なんかこう、子供の頃に楽しんだマンガやアニメの「悪の秘密結社ＶＳ正義の味方」の構図を大人社会でやってしまっているような、そんな作品です。少数派になっても、いや、たった一人になっても、世界の平和のために戦うことが出来るか？ そんな問いかけを突きつけられているような気がします。
カンナちゃんの賭博シーンが印象に残りました。賭け事って気力が勝負だと思うんだけど、私の場合どうしてもお金の方がもったいないと保守派に回ってしまう。一生かかってもじゃんけん小僧（ｂｙ「ジョジョ」）に勝てそうにありませんね。（＾＾）；
その点、賭けるときは全部！！ という潔さを持った彼女の強さがうらやましいです。マンガの誇張だとしても、かっこよかったな〜。
そこまでやるからこそ、あんな風に人を惹きつけることが出来るんだろうなあ・・・とも思うんですけどね。見ていても、気持ちよかったです。
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