第48話「北の王者の死」
高橋英樹は、スキンヘッドが迫力だった。(^^);
義経は、帰ってきた平泉で冷遇されたという印象が強かったんだけど、藤原秀衡はちゃんと彼を好待遇で迎えていたんだなあ。義経の第3の父親ということで、暖かく迎えてくれる彼の大きさにちょっとぐっと来るものがありました。
頼朝なんか目じゃないよ・・・という気迫に満ちたやりとりが、なんかかっこよかったです。
それに比べると、やっぱ長男は弱々しくて、跡取りとしてはどうにもダメ。
「義経は渡さないと強気に出てくる相手なら手強いが、いないと逃げを打つような相手なら逆に御しやすい」
という頼朝のセリフにグサグサと来るものがあった。うう〜。実際、自分もそういう状況に置かれたら、逃げを打つセリフしか吐けないような気がする。そういう点で、あの長男を責める資格なんか全然なくて、その分、彼の対応が他人事じゃないんだよね。そういうとこ、どうにも宗盛を憎めなかったのと近い理由かも知れない。
貿易で国を富ませれば、税で人々を苦しめなくともよくなり、その分、親子や兄弟が仲良く過ごせる国が作れましょう。
そういう理想を追いながら、弱気になった人の裏切りから、望みは果たせず、破れていくという物語になりそう。それは決して、他人事ではないのかもしれない。
次回の最終回も楽しみにしてます。60分拡大枠と言うことで、8時〜9時まで。メモメモ・・・。