小説・一般2.「菜の花の沖」第4巻 司馬遼太郎 文春文庫
ものすごく地道なペースで読んでます。大体、1ヶ月に1冊ですね。
高田屋嘉兵衛は、蝦夷地に入ってから、あっという間に幕府の重役と知り合って仲良くなっちゃったが、これってどこまで史実通りなんだろうと思って、それが気になる。一介の商人のはずの男に、そんなにみんなして何故、興味を持って、近寄ってきたのだろうか? どうもその理由がよくわからなくて・・・。
なんだかそういう偶然の積み重ねで、どんどん幕府の仕事を手伝わされる羽目になっていく嘉兵衛。蝦夷地に対する思いが共通したから、ということで納得しちゃっていいのかな?
とりあえず、この巻を読んだおかげで、国後島の先に択捉島があることだけは覚えた。その間が、船の行き来には難所であって、嘉兵衛が初めて、安全な航路を発見したのだと言うこともメモ。
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167105896/seiseikai-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4167105896.09.MZZZZZZZ.jpg" border="0" width="97" height="140"></a>