星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「少年陰陽師」第24話

第24話「黄昏の風、暁の瞳」

前回が昌浩中心でまとめたとするなら、今回は風音中心でまとめた感じ。悲劇のヒロイン、風音・・・という演出でしたが、どうもね、私はそもそも風音がそれほど好きじゃないのよ。

最初のうちこそ、かっこいいお姉さんだと思って喜んでいたが、ここまでやってしまうと、悪いのは、みんなこの姉ちゃんじゃないのか?? この姉ちゃんの勘違いとはた迷惑な行動のせいで、みんなしてひどい目にあったんじゃないのか? と思えて仕方がなくて、同情の余地があまりないんだ。

最後のセリフで「私はずっと一人だった」などと言わせているが、それを聞いて思わず「それじゃ、カラスがかわいそうだよなあ」と思ってしまってはいけないだろうか? カラスは最後まで風音をかばって死んだんじゃないのか??

結局、ちゃんと見ていたはずなのに、黄泉への風穴を、敵のおっさんがなぜあけなきゃいけないのか、その理由がよくわからなくなってしまった。第一、あの人誰? 風音の父親じゃないんだよねえ?? 晴明に敗れて、その体を乗っ取ったって、なんかそういう戦いのシーンがあったっけ?? 視聴の間を開けすぎたせいか、よくわからなくなってしまった。

その上、その戦いって50年前の話のはずだし、なんで風音が若いままなのか、その疑問も解けないまま、なし崩しになりそうなのがちょっと残念。

納得のいく理由を知るためには、本編を見直すか、もしくは、原作を読むしかなさそうだなあ・・・と思って、ちょっと考え中。