第8話「復活の前兆」
裏社会で伝説になった男、アカギ。しっかり、その名前を利用して、偽者を用意している刑事さんの悪党ぶりがいいなあ。このおじさんも刑事のくせに、やることが汚いというか・・・。
一方で、真面目に工場で働いているアカギ君の仕事ぶりにちょっと感心した。表では、一応、真面目な工員をやっているのか。先輩にいじめられつつも、さりげに軽くかわしたところが気に入ったよ。フン・・・と鼻で笑っている余裕がいい感じ。
背景に昭和39年の時代を感じさせるものが、いろいろ配置されていて、面白いと思った。おもちゃ工場の描写が丁寧なのも、その一つだけど。いかにも高度経済成長期という感じがする。
今の団塊の世代の人々の若い頃って、こんな感じだったのね、と思いながら見ると、いろいろ参考になります。
とりあえず、偽者くんとの対決が楽しみです。次回を待ちます。