星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「赤毛のアン」第6話

第6話「グリーン・ゲイブルズのアン」

・・・・うーん。感心したのは、マリラのアンに対するきちんとしたしつけぶり。「自分の聞きたいことより、まず、言われたことをきちんとやりなさい」「それをやるのは、これがすんでからだよ」「何故、言われたことが出来なかったのかね」「それはダメだよ。よくないからね」「ちゃんとこれをやったんだろうね」という感じで、きちんと子供にやるべき事をやらせていて、しかも、アンがちゃんと言いつけを守って、せっせと働いているから、その姿を見て、なんだか恥ずかしくなってきた・・・。

昔は、マリラを「怖いおばさん」的なイメージで見ていたけれど、今、見ると、彼女の姿勢が尊敬に値します。うちには子供がいないが、子供に対して、大人としてこれほどまでにきちんとやるべき事を教えられるだろうか? やらせることが出来るだろうか?

まあ、こういう風に真面目に働く子供を出してくるのは、いかにもジブリの原型って感じもするんだけどね。

印象に残ったシーンとしては、畑で働いているマシュウのところにアンが飛んでいって、抱きつくところかな。マシュウが、目を丸くしたけれど、その分、本当に嬉しそうだったから。

あと、本棚のガラス戸に映った自分に名前をつけて、本棚の向こう側の世界にいる友達・・・という設定で遊んでいたのがすごいなあ、と思いました。その発想がさすがだ。

なんにせよ、アンが何を言い出すのか、楽しみで仕方がない。この子、本当にかわいいなあ。続きも楽しみです。