小説・一般11.「カラマーゾフの兄弟」第3巻 ドストエフスキー 光文社古典新訳文庫
順調に面白いです。なんにせよ、ミーチャは、いい奴だなあ、と思いました。しかし、彼が嘘を言っているとも思えないんだけれど、じゃあ、彼じゃないとして、本当にフョードルを殺したのは、誰なんだろうねえ? 全然わかりません・・・。
一番怪しい人は、スメルジャコフとして、一番怪しい人は、やっぱり犯人じゃないんじゃないのか? 一番怪しくない人は、アリョーシャなんだけれど、いくらなんでも彼のわけはないだろうし・・・。
人の話を聞かないホフラコーワ夫人に笑いました。おばさんっていうのは、どこの国でも一緒なんだろうか? ミーチャの焦りを無視して、自分の話ばかり続けたあげく、彼を怒らせて・・・。自分で怒らせておいて、「あの人はそう言う人だと思ってましたよ」と言っているんだから、たちが悪いわな。