星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「篤姫」第49話

第49話「明治前夜の再会」

帯刀さんに「もしあの時・・・」と聞かれて、どう答えるんだろう? と思って、ドキドキさせられたけれど、結局、彼女の答えは、家定さんなんだなあ。いや、家定様、かっこよかったからいいけどね。「終わりました」の一言にいろんな思いが詰められていたとは思いますが、尚吾郎さんの思いが報われなかったという点では、やっぱりちょっと気の毒かな・・・とは思います。

この話は結局、尚吾郎さんの片思いストーリーでもあったわけだしね。

しかし、主人公の周りに次々といい男が現れて・・・というパターンで終始したのは、どこか少女漫画的で、上手くやったよなあ、という感じはします。自分をずっと思い続けてくれた男もいて、それとは別に愛し、愛された夫もいて、死別して・・・というドラマが続くあたりね。

そういう恋愛ドラマも交え、家族の物語もふんだんに入れて、華やかに女の一生を描いた点で、なかなか見応えのあるドラマでした。面白かったです。

一応、後、まだ最終回が残っているけど、大奥を去るときに、花を残していったシーンが、なかなか感動的でした。この演出はいいなあ、と思った。女性のドラマの終焉にふさわしい感じがするしね。

次回も楽しみにしてます。