第9話「坂道の途中」
ううう〜。これは辛い。朋也の渚に対する思いがすごく伝わってきて、この人は、本当に本当に渚のことが好きなんだなあって。すごく大切に思っているんだなあってわかるから、その分、辛い。今後の展開を知っている分、可哀相で・・・。
その辺、作り手側は承知しているから、いろいろ伏線も仕掛けてきて、朋也は意外ともろいんだって、そんなことをさりげに言わせてますね。分かる人にだけ、分かる演出ですか・・・。
あと、渚が留年する件は、アニメの方がゲームよりも丁寧で好感が持てました。と言うか、原作ゲームだと、それこそいきなり渚が倒れて、そのまま学校に行けなくなりました・・・という説明だけで済ませてますから、この間まで元気だったのに、何よ? と思ったもの。
アニメで画面上にキャラをおいて、動かしてくれると、その方が説得力がありますね。
渚だけ迎えられない卒業式のわびしさも含めて・・・。一緒に卒業したかったのに、無理なんだって、その悲しみもよく伝わりました。
しかし、智代は分かっていたけど、ゆきねぇまで実は2年生だったんだ・・・と言う事実にちょっとびっくりした。いや、彼女、どこか大人っぽく見えたので、朋也よりも年上かと思っていた。(←朋也が3年生だという時点で、それはあり得ないんですけど・・・)年下だったんですね。へぇ〜。
今後、学校に残る渚に少しでも救いになるんでしょうか? その辺、アニメオリジナルがどう描くか楽しみです。まあ、まったく絡まない可能性もあるけどね。(と言うか、その可能性の方が高いか)
誕生日の記念写真は、美しい思い出作りなんだなあって切なくなりました。この写真、後々、セピア色で繰り返し出てきそうですね。
順調に面白い。次回も楽しみです。