第9話「暗殺」
キツネ狩りから始まって、お姫様が「私は狩りなんて野蛮で嫌いです」などとセリフがあって、馬の暴走と、彼女を助けるグリフィスといった一連の流れが、あまりに古典的なお約束だったので、画面を見ていても、顔が笑っちゃいます〜。シャルロットのお姫様している感じが、あまりにそれっぽい分、グリフィスも王子様に見えますよ。
しかし、一方で、ただの王子様でもないよなあ、グリフィス・・・という感じで、彼の暗黒面の方も強く出してきた感じ。もともと彼の持つベヘリットの不気味さもあるんだけれど、なんとなく悪魔的な強さを予感させるから。さすがにこいつはただのホモでもないよなあ、という感慨を持たせてくれた。
ラストでは、にっこり笑顔で「暗殺を頼みたい」と言い出す始末で・・・。なんか怖いわ〜、この人・・・。
しかし、そんな彼に片思いしているらしいキャスカの想いが、なにげに伝わるところがよかったな。言動から、彼が好きなんだってはっきりとわかるし、その辺のキャラの関係性が、実に面白いです。
これからどうなるのか、原作の展開もちょうどいい具合に忘れているので、続きも楽しみです。次回を待ちます・・・。