星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「宇宙戦士バルディオス」第16話

第16話「悪夢からの脱出」

マリン、「お前は人殺しだ〜」と言われる悪夢にうなされる話。冒頭の悪夢シーンは、手だけ伸びてくる絵コンテとか、声優さんの演技が面白かったな。みんなでマリンを追い詰めていく感じが、何となく・・・。

しかし、この間まで好戦的に、ばんばんアルデバロンと戦ってきた人が、急に悪夢にうなされているという設定を出してきても、あんまり説得力はないなあ、と言うつっこみは入れたくなった。それとも、これは、マリンは人殺しの出来ない優しい人・・・という描写を少しでも入れたかったと言うことなのかな〜。マリンは、女性ファンに人気があったから、その辺にサービスという意味合いもあったのかも知れない。

今回は珍しくシャワーシーンまであったし、あと裸でベッドに寝ている描写まで入ったから、やっぱ、女性ファンサービス?? と邪推してしまう。

脳波探査装置・・・と言うネーミングは、さすがに昔のアニメっぽいなあ、と思った。こう、頭にケーブルがいっぱいついたヘルメットもどきをかぶせて、心理状態を探るという形。ずいぶん、懐かしい演出で、ちょっと笑えたかもしれない。

物語の結論は、今ひとつ、まとめ方に無理があって、なんだかいつの間にか調子を取り戻しちゃったので、これでいいのか? と言う気もしないでもない。

収穫としては、マリンに片思いしているジェミーに対して、オリバーもまた片思いしているんだという設定を見せてきたこと。こういう愛の一方通行は辛い。大体、マリンはアフロディアと恋に落ちるはずだしなあ。

あと、聖書の一節を出してきて、マリンがそれを知っている・・・と言う伏線も張ってきた。何故、S1星人のお前が創世記を知っているんだ? と言うあたりは、結論を知っている分だけ、ちょっと面白かった。知らなければ、結構、意味深な伏線に見えるだろうからね。

次回の展開を待ちます・・・。