コミック15.「レオくん」 萩尾望都 小学館フラワーコミックスα
うーん・・・。これははっきり言って、つまらなかった。萩尾望都だから買ってみたけど、あんまり楽しんで読めるところもなかったな。
猫を擬人化するのはいいとしても、レオくんがちっとも可愛くないのは、さすがに思い切りマイナスポイント。(サバとかチビ猫方式で、もっと徹底的に可愛い男の子にしちゃった方がよかったんじゃないかという気もするが・・・)
レオくんが学校へ行ったり、仕事をしたり、お見合いをしたり、なんかそのあまりに破天荒な世界観にどうにもついて行けない。ファンタジーとして読んでも、あんまり面白みのある設定とも思えないし。
小学生の女の子視点でレオくんを描いた第4話「ヤマトちゃんの恋」だけ、なんかいいなあと思いました。視点が逆だとその気持ちが伝わるような気がするので・・・。よかったと思えたのは、その話だけですね。