コミック19.「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画」第３巻 原作：GAINAX・カラー 漫画：高橋脩 角川コミックス・エース
「エヴァ破」の元ネタは、このマンガだ、と言う話まで聞いたので、「ほんとか〜？」ぐらいに思っていたんだけれど、シンジくんがまめに料理をして、みんなの夕食を用意していたり、それに触発されて、綾波が料理を始めたり・・・と言う展開は、なんとなく、そんな感じもするなあ、と思った。
子供時代のアスカとシンジのエピソードには、ちょっと感動。アスカがシンジに惚れるきっかけになった話が入っていて、それがいい話だったのよ。
あと、この巻は、基本的にレイのエピソードが多いので、彼女の恋も応援したいなあ、と言う気になった。アニメ版と比較すると、こんなの綾波じゃねえ〜と言わんばかりに、変更されているが、これはこれで、いじらしい可愛い女の子になっているんだな。
アスカには気の毒だけれど、どう見ても、この場合、シン×レイはすっかり両思いで、まだまだたどたどしいけど、どこか初々しいカップルという感じになっている。片思いの分だけ、アスカがちょっと気の毒なんだけどね。言われてみれば、「エヴァ破」の三角関係もそんな感じだったかな？ とちらっと思った。元ネタは言い過ぎでも、多少なり影響は、受け合っているんじゃないかという気がしたんだけれど・・・。
順調に面白い。続きも楽しみです。
