星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ふたつのスピカ」第2話

第2話「アスミの夢」

順調に面白い。東京の高校に進学したいアスミだけれど、お父さんのことを考えると、なかなか言い出せないという話。うん。その気持ちはよくわかる。

その分だけ、「子供が親に遠慮なんかするもんじゃないぞ」と言ったお父さんのセリフに、ちょっと胸が痛いものを感じました。

アスミちゃんは、夢を叶えるために、順調に前に進んでいて、うらやましい限りだ。と言うか、中学生の時点で、それだけしっかりとした目標があるのがすごいね。お父さんも理解があって、本当によかったというか。

しかし、建設現場で働いているお父さんというのを見ると、どこか昭和の風情を感じるわ。ドラマの見せ方が、全体的にちょっと古いんだな。都会と田舎の差があるにしても、この間の「マグニチュード」における家庭の描き方とは全然違う。未来の話なのに、全然そんな感じがしないのが、この作品の味と言えば味なんだろうね。

ライオンさんは、アスミの守護霊なんでしょうか? なんかずっと居座っているけど、無重力風に一回転しているのが、なんかいいなあ、と思いました。