コミック13.「ホワイト・ガーデン」 獣木野生 新書館ウィングス文庫
短編集。獣木野生の短篇の持っているセンスは、萩尾望都のものと非常によく似ていると感じる。物語の密度が濃くて、イメージがきれい。どことなくシビアな設定で、感動させるポイントが上手い。
表題作は特にお気に入りで、何度も読み直した。ここで語られる宇宙のイメージは、どこか童話的で、ファンタジックに美しいと思う。

ホワイト・ガーデン ─ 獸木野生短篇集 (1) (ウィングス・コミックス文庫)
- 作者: 獸木野生
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2000/12/11
- メディア: 文庫
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