第1話「侵略者ディオ」
原作は、コミックスで全巻既読。正確には、最新刊だけまだ読んでいないけど。夫がファンでコミックスを持っていたので、結婚してから、全巻一気読みしました。それも10年以上前になったけど。ちなみに、一番好きなのは第4部。一番好きなキャラは、ジョセフ。若い頃も、年取ってからも、どっちも好きです。
で、今回アニメ化された第1部に関しては、正直、あんまりいい印象が残ってなくて、ジョナサンとディオの対決は、面白かったと思った記憶がない。石仮面が気持ち悪いなあ。と思った程度で、なんでこれ、こんなに人気あるの? と最初のうちは思っていたような気がする。
アニメで見て、意外なほどに面白く見えたのが、むしろ不思議。ストーリーがどうと言うよりも、子安の性格悪い演技が見事だからかも知れない。お話だけだと、ただのいじめネタだし、犬を焼き殺すあたりは、悪趣味にも見えるしね。
にもかかわらず、ディオという悪役が引き立つのは、声の芝居が入ったせいかな? と思うんだ。子安に性格悪い演技させると、ここまで引き立つとは〜。というか、むしろ、子安のイメージにはこっちの方が似合うんじゃないか? とさえ思った。子安さんって、悪役もやるけど、こういう性格のねじ曲がった根性の悪い汚れ役って、実はあんまりなかったような気もするからね。(私が知らないだけかもしれないが)
潔癖なジョナサンとの対比が面白い。よくある「金持ち=悪人。貧乏人=善人」という構図にしていないところも気に入ってます。むしろ、正反対じゃないか? そういうのも珍しいな。と思う。ジョナサンが、今後、どうやってディオと戦っていくのか、ほどよく忘れているので、続きも楽しみにしてます。次回を待ちます。