星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「バンコクジャパニーズ列伝」 皿井タレー

読書15.「バンコクジャパニーズ列伝」 皿井タレー 彩図社

バンコクで暮らす日本人の生活ぶりに興味があって、手に取ってみたものの。怪しげな出版社なのはわかっていたんだけれど、アングラな内容で下ネタたっぷりだったし、とても、まじめに読むような本ではなかった。

とはいえ、基本的に東南アジアというか、タイのイメージというと、そういう怪しげな世界を避けて通れないのも事実だし、興味本位で最後まで読んだ。

書かれていることがどこまで本当かは知らないが、ラストに書かれていたお坊さんの話だけは印象に残ったな。悪いことをいろいろやったあげくに、出家の道にはいるとか。「火の鳥鳳凰編」の我王を地で行ったようなものだろうか? あるいは、そのぐらい、修羅を踏んだ人でないと、悟れない境地というのもあるのかもしれない。と、ちょっと思った。

バンコクジャパニーズ列伝

バンコクジャパニーズ列伝