第17話「アイーダの決断」
戦いをやめて、ゴミ掃除をしよう・・・というのが、今回の主旨だったのかもしれないが、それってギャグなのかマジなのか、笑っていいのか、感心していいのか、よくわからなかった。
それでなくても、今回は、いつも以上に台詞が説明ばかりで、それも、なんだかややこしい設定についてばかりしゃべっているので、ぼーっと聞いていても、意味不明になってしまう。
ええと? どれとどれにゴミ掃除をしろと言っているんだ? で、そこにどんな思惑があるの? ないの??
カシーバミコシがなんなのかもよくわからない上に、ビーナスグローブという新名称がいきなり出てきても、混乱するばかりで。一応、予備知識として、ビーナスグローブというのは金星のことだって、前に聞いたことがあったので、フォトンバッテリーはビーナスグローブで作られていて、カシーバミコシで地球に運ぶんだとかなんとか? そんなことを言っていたような気がする。で、今度はビーナスグローブに行ってみましょうよ・・・みたいな感じ??
よくわからないけど、ラストに出てきたピンク色の建造物がカシーバミコシだと判断していいのだろうか? あれが船で、トワサンガからザンクトポルトまでフォトンバッテリーを運ぶんだと解釈していいのかな? なんだか設定ありきの物語で、その説明に終始しちゃって、追いかけるのに一苦労です。
その一方で、クンパ大佐がトワサンガ出身と言うことが明らかになった。トワサンガから技術を地球に流した張本人と言うことだけれど、それってもっと組織だったものがあるのかと思っていたよ。たった一人の行動で、地球上に戦争まで起こさせられるものなんだろうか? 技術を流せば、それだけで戦争って起きるの? いや、それとも、クンパ大佐の後ろ側に、まだいろんな設定があるのか?
それでなくとも、そもそも、なんでアイーダとベルリが地球に行ったのか、その辺のお家騒動の部分がいまいちわかってないので、しかし、そんな説明をまた台詞で聞くのも面倒だし、どうでもいいし・・・。
設定につぶされている物語って感じがして、見ていて疲れます・・・。