星の原休憩所

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「新機動戦記ガンダムW」第3話

第3話「ガンダム5機確認」

主人公たちが訓練された兵士で、戦いのプロだという設定は、ある種、今までのガンダムの設定をひっくり返したとも言えるんじゃないかと。主人公が普通の少年である富野監督のガンダムが受けなくなったから、発想を切り替えて、ボトムズ方式でレッドショルダー的な少年たちを主人公として用意してみたという感じなのかな? 少年たちもガンダムも圧倒的に強いという。その是非はともかくとして、そう言うガンダムだとアメリカでも受けると言うことなんじゃないかしら?

しかし、この子ら、いくらなんでも圧倒的に強すぎるし、死や自分の傷の痛みにも無頓着みたいだから、薬物投与でもされているのかね? 強化人間的な? 人間としての平常心を持たないように教育されているのかと。

軽口をたたいているディオでさえそう言う部分があるように見える。

そんな彼らが、お互いに顔も知らないというのも意味があるように見えるし、友だちという概念も最初から持っていないのか? 最初からみんな友だちだった「トルーパー」の設定をひっくり返してみました。という感じで、その反省を受けて作られたように見える。