第6話「パーティー・ナイト」
なんだか変な作品だなあ。と思う。「SEED」のとき、ガノタは、設定がいい加減だとかで大騒ぎしていたけど、この作品の方がよほど変なんじゃないの? という感じがする。つっこみどころが満載というか?
リリーナは、レディ・アンが父親を殺したのを思いっきり目撃しているわけだし、これじゃ、もう、普通の生活には戻れないよね。と思っていたのに、あっさり自宅に帰るし、マスコミに囲まれているし。せっかくだから、マスコミに暴露しちゃえばいいじゃん? 父親を殺したのは、連合軍の方だって、なんで言わないのかと?
脳天気にパーティに参加している場合じゃないよ? と思ったら、なんだかヒィロまでまだそこにいるし? ありゃ? まだいるのか? 何をしているの? あんた。と思って、よっぽどリリーナを殺したいんだろうなあ? と思っていたら、今度はいきなり助けるし。
「なぜだ? なぜ、助ける?」と自問自答してましたが、なぜだなぜだって私の方が知りたいよ? なぜなんだよ?? まさか、これが恋のふしぎと言うつもりはないよね??
ああ、でも、身をもって、ヒロインを助けるというのは、萌え要素ではあるよね。
あと、印象に残った設定としては、少年たちは死をおそれていないという事実で、トロワがサーカスでナイフを投げつけられても気にしなかったし、デュオが独り言のように「もっと楽しめばいいのにねえ。どうせ、長くない命なんだし」みたいなことを言っていたので、そこに、なにげない悲壮感がある。そういうところは、魅力かもしれないなあ。と、ちらっと思った。