第6話「父が帰ってきた日」
勝平の父ちゃん、えらいいい男だな〜。ラストシーンに感動したわ。
「俺には香月がただの分からず屋にしか思えないんだよ!」と嘆く勝平に、「父ちゃんにはちゃんとわかっている。それでは嫌か? 勝平」と諭す。
勝平の不満を聞いている限り、勝平は香月に、わかってほしかったんだなあ。というのも何となく伝わるんで・・・。それがわかってもらえないから、悲しい。でも、わかってくれる人は、ちゃんといる。一人でもいる。それがお父さんならなおいいじゃん。
怒りに燃えている人々の中へ、父ちゃんをおろさなきゃいけないとかで、群衆に殺されでもしたらどうしようかと、終始心配したが、さすがにそうはならなかったので、ちょっと安心した。
神ファミリーは、地球人とガイゾックの狭間に立って、理解されない立場にいるけど、そういう二つの勢力の「間に立つ存在」が主人公のあたり、富野作品も手塚治虫の系譜を追っているんだなあ、と何となく思った。