星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「バッテリー」第4話

第4話「グラウンドに立つ」

だれの言うことも聞かない。だれの言いなりにもならない。親の言うことも、先生の言うことも、監督の言うことも、風紀委員の言うことも。自分で納得できなきゃ、絶対に従ったりはしない。それが巧の魅力というか、かっこよさなんだと思う。

一歩間違えれば、ただの自己中なんだけれど、他のキャラがみんな、誰かに従うことを仕方がないと何処かで諦めているから、その分だけ、巧に苛ついたり、光って見えたりするんだろうなあ。と思う。

豪にしても、風紀委員をやっている先輩にしても。自分が諦めて、我慢している部分を、巧は平気で踏みにじって、「馬鹿じゃないの」と言い捨ててるから。

孤高の猫ちゃん、巧くん。という感じがする。この子って、つくづく、猫キャラだよね。我が道を行くんだわ。

そんなんで、人間関係がうまくいくわけないんだけれど、さり気なくフォローに回った豪ちゃんがいいなあ。と思った。この子の気の使い方は、絶妙ですよ。なんて、いい子なんだろう。

あと、青羽と爺ちゃんは、なにげに推理が得意なんだな。と思った。相手が、なぜ、そんなことをしているのか、観察から見抜いちゃう。そういうところが、すごいと思った。