第11話「FINAL STAGE」
もともとヤスダさんのキャラデザとこの作品はあってないと思っていたんだけれど、登場人物が全員かわいく見えないし、その分、思い入れができない。
飛沫がバレーの真似をして、くるくる回って見せても、山田さんのピンクの水着がキャメルに代わっても、「もう、あいつをピンキーとは呼べねえな」ってのがギャグなのかなんなのか、しらけるだけだし、「要一君は、自分の水着が目立たなくなるのが嫌で、僕のを隠したんだよ」ってのも、笑うところなのか、なんなのか、よくわからない。
これ、笑わなきゃいけないのか?? と思う。
腐女子を狙ったはずなんだけれど、実際に、当たったとも聞かないし、私は原作ファンだったから、その立場で見たけど、それでも、うーん?? って感じだし、どうしたものかと思う。
物語を素直に追いかけるのなら、大事な試合の前日に、「この試合で誰もオリンピックに行けないなら、俺は、もう、飛び込みのコーチをやめるから」なんて話をちらっとでも出しちゃう父親は、コーチ失格じゃないかという気もするし。わざわざ、そんな話を振って、息子を混乱させるなよ。それとも、それが親子の和解につながる伏線になったりするんだろうか? 次回は最終回でもあることだし。さて。