第18話「悪意の矛先」
刹那にとっては、ガンダムは救いの神だったのかもしれないが、それと同じシチュエーションをもって登場したスローネは、気まぐれで殺戮を繰り返すような悪魔的存在だった。その対比が面白い。そりゃ、刹那にとっては許しがたいものがあっただろうなあ。
沙慈とルイスののんびり恋愛関係は、平和日本の象徴としてみていたんだが、ここにきて、その平和が壊れる瞬間を描く。
個人的には、12万円もする指輪を彼氏にねだる女なんぞ、あまりにわがまますぎて好きじゃないんだが、そのために頑張ってバイトして買ってあげた沙慈君も健気だし、結果的には、腕をなくして、指輪がはめられないと泣くルイスも哀れで、声も出ない。