星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「モザイク・ラセン」 萩尾望都

コミック11.「モザイク・ラセン」 萩尾望都 秋田文庫

これも、私の中ではそんなに評価が高くなかった作品なんだけど、今、読むと、普通に異世界ファンタジーだなあ。と思って、面白い。「ダンバイン」よりも前の時代に、異世界物を扱っていて、しかも、我々のいる世界からその世界に呼ばれたものは、向こうでは超能力者になるという設定が、ずいぶんと先見の明があったな。と思う。

まあ、異世界ファンタジー自体は、もともと児童文学にいろいろあるんだから、元ネタはそっちなのかもしれないけど。