第3話「はじめてのお使い」
原作は小説だったから、その物語のイメージに絵がついて、動いているのを見るのは結構感動する。
神社へ向かう坂道を、和宮が追ってくるイメージを、上空を飛ぶカラスの影で表現したのがいいな。会話の部分も、小説を読んだ分だけ設定がわかりやすかった。
泉水子の舞うシーンが見れたのも貴重。
泉水子が深行を気に入ったのも、東京で助けてもらったあたりだとわかるし、深行が泉水子を気に入ったのもこの舞を見たシーンだとわかる。彼らは、そこで、お互いに、相手を嫌いだと思っていた部分を思い直したんだろう。