第24話「すれ違う視線」
レイがアスランの監視役というか、状況の報告係というか、そういう役目を負っているんでしょうね。議長との連絡係。本当は、ハイネがもっとアスランに接近して、懐柔役をやるはずだったのかもしれませんが、彼はあっけなく死んでしまったので。
ルナマリアが、アスランを尾行して、どこへ行くのか、何を喋っているのか探ってますけど、これも、裏で糸を引いているのは、やっぱり議長なんだろうし。議長からレイへ。レイからタリア艦長へ。タリア艦長からルナマリアに指示が行ったのか。そんな感じに見えるよね。
アスランが迷っているときには、視線をそらしちゃうのがよく見えて、彼も難しい立場だなあ。と思う。ただ、一方で、この作品の主役ってキラでもシンでもなく、アスランだよね。という気がする。アスランが迷っているおかげで、こちらも一緒にいろいろ考えさせられるというか。