星の原休憩所

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「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第30話

第30話「刹那の夢」

戦闘のあとのシンが、ステラの病室につきっきりで通い詰めているというのが、健気だ。彼の想いの切実さが伝わる。その分だけ、その後の展開が残酷すぎる。

このまま艦においておいても彼女は救われないし、評議会も「生きたままのサンプルがほしいだけ」という会話もつらいだろう。

助けるためには、ネオのもとに返すしかなくて、それをレイが手伝ったのは、レイも彼女と同じ身の上だから、と見るべきなんだろうね。同じかどうかはわからないけど、近いものがあるんだろう。何かしらの被験体だったということで。

「これもあの人の指示かしら?」というセリフが入っているということは、やっぱり、レイは、普段は議長の指示で動くキャラで、このときは、はっきりとそれを否定しているから、それまで嘘じゃないだろう。レイもまた、ステラを助けたかった。理由は違っても、その気持ちは、シンと同じくで。