星の原休憩所

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「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第29話

第29話「FATES」

議長の独り言で語られる総集編。プラスアルファ。という位置づけなんだろうけど、私なりに議長の言っていることを解釈してみれば、結局、議長の中には、クルーゼの言っているように「選んだ先の未来には、望みなんか存在しない」という絶望があるということかな?

婚姻統制によって、タリア艦長と別れた議長だったけど、それに歯向かうというわけではなく、それで良かったんだと思っているのだろうか? 定められた相手と結ばれることこそ、正しき道で、定められた相手を無視して、個人恋愛でくっついたキラとラクスは間違っていると。

タリア艦長と別れたことによって、それで良かったんだと思い込もうとした彼が、ディスティニープランを実行しようとするのは、わかるような気がする。そのぐらい、自分のしたことに対して、絶望しているというか。それで良かったんだ。それで良かったんだと、思いたいのだろうか? そして、みんな、そうなればいい。と? 見合いより恋愛なんて、良くないよね。という考えだと、思えばいいのかな? と、解釈してみました。