星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「学園戦記ムリョウ」第4話

第4話「動き出す、とき」

いやあ、面白いです。(^^)
この作品ののんびりゆったりとした独特のテンポがいいね。
あと、各キャラクターがそれぞれ実に個性的で、役割がしっかりしているから安心して見れるというか・・。

この間まで敵か味方かわからない・・という不穏な空気が見えていた生徒会の連中も、正体がわかってみれば急に親しみやすいいい連中になってしまうという描写もいい。特に守山さんのかわいらしさは特筆すべきところでしょう。ムリョウくんにわざわざ「あんたなんか大嫌いよ!」と告げるあたり、そりゃあもう誰が見たって「告白」だよね。微笑ましいなあ。(^^)

ただ、こういうゆっくりとしたテンポは「平和」の象徴でもあるんだろうから、いずれくる「敵との決戦」という展開への伏線にも見えます。いくら何でも最終回までこの調子じゃ間が持たないだろうからね。

この世界を裏で支えている「銀河連邦」の存在も少しずつ見えてきたし、いよいよ謎が明かされるだろう次回がすごく楽しみです。

それにしても、こんな状況にも適応してしまう始くんは、ムリョウくんが指摘するように確かに「大物」かもしれません。
どんな事態にも適応して、ちゃんと対処できる用意を常日頃からしておかないと、いつまでたっても「小物」のままだなあ・・と自らを振り返ってそう思います。そういうところは、始くんを見習わないとね。(^^);