72.「風雲児たち」第3巻 みなもと太郎 リイド社SPコミックス 評価★★★★
家康の死、秀忠の死、家光の死を経て、だんだん形が整ってくる徳川幕府。さすがに秀忠の息子の保科正之の存在は知らなかった。家光亡き後、大老として徳川幕府を支えた人物が、会津藩の藩主であり、最後まで徳川に忠誠を誓えと言い残して亡くなっている。
一方で、水戸光圀の登場。「大日本史」の編纂。「尊皇攘夷」という考え方が作られていく経緯。
この作品は、もともと幕末を描きたくて関ヶ原から説明を始めたというが、確かに幕末を勉強したい身には、非常に助かる。
ところで、途中から路線変更されているように見えるのは、気のせいかな? ここで掲載紙の変更でもあったのだろうか・・・?
薩摩藩の濃尾三川治水工事のところで続くになっているので、続きが楽しみです。