星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「忘却の旋律」第7話

第7話「鳴弦」

ネズミは、ビンボーの象徴でしたか。(^^);

あるいは、働きマウス=働きネズミ、つまり意味もない計算を繰り返す仕事のために子供を放っておく大人たちの象徴として、表現されていたと見るべきなのかな。

この物語もそれぞれのエピソードを3話構成でつづるんでしょうか? まず最初にプロローグがあって、次にモンスターユニオンのエージェントたちの立場や哀しみ、最後にその周辺の人間たちのエピソードでまとめるという形。

今回は、ミリオネアビーバーの過去話をメインに描いていたけど、前回の話数で注目すべきは「成金趣味の庭」の方だったんですね。それが彼女のコンプレックスだった。

「庭で絵を描いている青年」にあこがれたわけではなくて、「そんなことをしていられる余裕のある家庭」に嫉妬していたのではないだろうか?

そのあたり、絵描きの青年の側の言い分も聞いてみたいし、遠音の話も聞いてみたい。何故、音楽に反応するのか? そのメロディに何か思い出でもあるのかな?

ダムに集められた涙は、やはり彼女の涙に見える。あるいは、ビンボー故に両親が忙しく、放っておかれた子供だったのかも知れない。そこにためられる「お金さえあれば・・・」という想いには、つらいものがあります。

続きが楽しみです。

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