星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「雪の女王」第6〜8話

第6話「えんどう豆と少女」

サブタイトルを見たときに、「エンドウ豆の上で寝たお姫様」を連想したんだけど、実際、ふたを開けてみたら「さやからとび出た5つのエンドウ豆」の方でしたか。「ぽん、ぽんと元気にお豆がはじけるの」のセリフで思い出した。豆がはじけるときの音を「ぽん」「ぽん」って書いたのは、確かにこの作品だった気がする。子供心にも、それが印象的だったので覚えていた。

ラストで子どもが助かっちゃうというのはどうかと思ったが、実際に本当に助かったかどうかはわからない・・・という終わり方なので、まあ、いいや。子ども向けだし、あまりに悲惨すぎるのもどうかと思うし。いい話でした。

第7話「悪い王様」

なんで、眼鏡なんだろう? と、考え込んでしまった。この時代に眼鏡ってあったのかな?

たぶんまあ、鏡のかけらの悪影響を受けてしまった王様を恋人の愛の力で救い出すという展開に、将来のカイとゲルダを重ねたかったんだろうなあ・・・という演出意図は見えたんだけど、もともとの王様も変な上に、恋人の彼女もみつばち相手に独り言を言っている変な人だから感情移入もできない。

ゲルダもまあ、みつばちを助けて友達にするのはどうかと思う。蜂には針があるので絶対に近づいちゃいけないと子どもの頃から教わって育った身に、肩に止まらせるなんて、見ているだけでも恐ろしかった。無茶です。

第8話「花園の魔法使い」

つまり、花園の魔法使いは、ひとりぼっちで寂しくて、ゲルダを娘にしようとしたんだな? その姿を、雪の女王がカイを息子のようにかわいがっている姿と重ねたかったのだろう。子どものいない女が、他人様の子どもをさらうようなものだろうから、その気持ちは何となくわかる気もする。

だまされたゲルダが、どんどん催眠術をかけられていく絵コンテは、出崎監督っぽくて面白かったな。

次回に続くみたいなので、詳しい感想はまた後日に回します。

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<A HREF="http://www.littlemermaid.jp/hca_bread/" TARGET=blank>「さやからとび出た5つのエンドウ豆」</A>収録