第18話「氷の海へ」
いい話でした。父親と娘の話で、きれいにまとまっていたと思います。
お互いに、相手の中に自分の父親と娘の姿を見ていたという形で、ファミリー向けの物語として、感動的に作られているなあ・・・と思いました。
船長の話の中で、クジラの飛沫でオーロラのような虹ができたというイメージは、とてもきれいで印象に残りました。(その絵の中にどこかジムに似た少年が混じっているのは、「宝島」ファンへのサービスかな? 気のせいかも知れないけど、ジムが成長したらこんな感じかな? と思って・・・)
やっぱ、お父さんというのは小さな娘の身体をひょいと持ち上げて、欄干の上に立たせてくれるというイメージがあるのかな? 見ていて気持ちのいいシーンでした。
ただまあ、二人の男が同時に海に競うように飛び込んだのは、ちょっと笑えるシーンだったけど。驚いているラギの姿がギャグっぽいよ。いや、感動的にしたかったのはわかるんだけどね。(^^);
そこに雪の女王が瞬間的に姿を見せるのは、美しいシーンでした。やっぱり、彼女はラギと何か因縁がありそうだなあ。
大木民夫さんの声は、目立ちましたね。ただの船員に思えない迫力でしたわ。
欲を言えば、船長さんが何故密輸に手を出すほどお金を欲しがっていたのか、その理由があるともっとよかったのになあ、と思ったんですけどね。
ラストの写真はいい感じでした。こういうしっとりとした終わり方は好きです。
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