星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ベルセルク」第2巻 三浦健太郎

コミック15.「ベルセルク」第2巻 三浦健太郎 白泉社ジェッツコミックス

やはり、初期のころのガッツは荒みすぎていて、ロストチルドレン編のあたりとは別人に見える。鷹の団編を描いているうちに、ガッツのキャラクターが作者の予定外に優しい方向に変わったのかも知れない。

ただ、印象に残ったのはバルガスが自分の過去を語るシーンで、伯爵に自分の妻と息子を目の前で殺されたと告白した部分。ガッツがそれを思い返して、廃墟の壁を腕で殴りつけて壊しているんだけど、鷹の団編を最後まで読んだ今となっては、ガッツのその時の気持ちがわかる。彼も同じ思いをしたからなんだ。(まあ、彼の妻(キャスカ)と子(キャスカが産み落とした魔)は、まだ死んでいませんが、死ぬ以上の目に遭わされたという部分では同じかも知れないと言うことで・・・)

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