星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「PLUTO」第3巻 浦沢直樹

コミック26.「PLUTO」第3巻 浦沢直樹 小学館ビッグコミックススペシャ
 
手塚原作の方をよく覚えていないんだけど、プルートゥウランが仲良くなるという設定は、原作通りなんだろうか? この間のアニメ版の印象の方が、よほどちらちらするんだけど、浦沢先生もあのアニメを見ていたのかな??

「この人です」のさらし者の刑罰は、確かに怖いかも? 父親がそんな目に遭うのは、子どもたちにもショックだろうし、父親の方も受けたダメージは大きいだろうな。反ロボットの集会に参加するメンバーは、みんなそんな過去を持っているのだろうか?

エプシロンが妙にかっこよかった。

あと、おまけノートとして収録されていた「羅生門」は読み応えがあったので、非常に満足。少し古い感じの手塚調の絵柄がなんだか懐かしい。手塚マンガの新作を読んだような気分でちょっと嬉しかった。

取り上げている作品が、芥川龍之介の「羅生門」であるという点を評価したいな。私も芥川の短編は好きなのだ。皮肉がたっぷり混じっているところは、確かに手塚マンガに近いものがあるのかも知れない。しかも、SFにしちゃっているところが、なんとも・・・。

こういうノートは、2,3と、出してきてくれると嬉しいんだけど、他にはないのかしら・・・??(^^);

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